カナダの優しさに触れた日


4月半ばにカナダに着いてから約1ヶ月間Airbnbを借りて地下部屋に住んでいました。

その時の記事はこちらベースメントでの生活

カナダに着いてから雨が続いていて寒かったですがある日の午後、晴れ間があったので子供達と一緒に近所を散歩していました。

30分ほど歩きましたが特に何も無く帰る事に。すると、私達が借りている家の向かいに住んでいるご婦人(60代前半くらい)が調度庭の手入れをしていて、私達に気づいて声をかけてくれました(^_^)

「Can you speak English?」

座学のみ英検2級レベルで来ました。ネイティヴの話す英語がほぼ聞き取れません。話しかけて貰えるのは嬉しい反面、また聞き取れず苦い思いをするんじゃないかと心臓バクバク状態です(*_*)

私が「No」と伝えると、ご婦人はとてもゆっくり&簡単な英語で身振り手振りも加えながら話してくれて。どうやら近くに大きな公園があって行き方を説明しようとしてくれているのが分かりました。

ご婦人の話す簡単な英語のおかげで道を真っ直ぐ行って今度は曲がったら良いのかな?と大雑把ですが何とか英語は分かって、「飲み物を取ってから行ってみます」とつたない英語で伝えました。

子供達と水筒を準備して地下から地上へ出ると、そのご婦人が待っていてくれて、一緒に公園まで歩いて行ってくれると言うのです(・o・)

ご婦人は「Walking walking♬」と言いながら公園まで案内してくれました。公園に着いて私達がお礼を言うとそのご婦人はすぐ帰って行きました。

公園はとても大きくて子供用の遊具もあり久しぶりにのびのび遊べました。

親切な人も居るなぁとご婦人の事を思いながらそろそろ帰ろうと子供達と公園の出口に向かっていると、今度は自転車に乗った60代くらいの男性が声をかけてきました。

所々しか聞き取れませんでしたが、その男性は私達が借りているアパートの近くに住んでいると言っていて、帰り道をご婦人と同様身振り手振りを加えてとても丁寧に説明してくれました。

「分かりました。ありがとう」と男性に伝えて家の前に着くとご婦人が庭に出ていて「私の主人と会ったでしょ?」とにこにこ話してくれました。

公園で私達に帰り道を教えてくれた男性はご婦人の旦那さんだったのです。ご婦人が私達が帰る頃に帰り道を教えてあげてと旦那さんに頼んでくれて旦那さんが公園に来てくれたのです。

行きは連れていってくれて、帰りは帰り道を教えに来てくれるなんてめちゃめちゃ親切な夫婦(゚д゚)!

一瞬私どんだけ頼りなく見えたんだ…と少し思いましたが(^_^;)

こっちに来てから良い事がほぼ無かったので優しさにただただ心が温まる(;_;)

こんな優しい人が住んでいるカナダならもう少し住んでみたいなと思いました。

カナダの人の温かさに触れて、この日の出来事は今でもとても心に残る1日です。

その後アパートに引っ越す日の朝、ご婦人が庭に出ていたのでもう一度お礼を伝える事ができました。

ご婦人は「カナダでの幸運を願っているね」みたいな事を言ってくれました。もっと沢山話してくれたのですが、ほぼ聞き取れず無念。

感謝の気持ちを伝えたり、カナダの人とコミュニケーションを取る為にも英語が話せたらなと思ったものでした。

☆因みに写真は教えて貰った公園です☆


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